東京カテドラル聖マリア大聖堂  大改修工事  2007年1月〜9月

(印刷したリーフレットより少し変更があります)


 

祈りと献金のお願い

カトリック東京教区の皆様
 いつも変わらぬ皆様のお祈り、ご好意、ご支援に感謝いたします。
 7月末にお伝えいたしましたように、このたび、東京カテドラル聖マリア大聖堂の大規模な改修工事を実施することといたしました。皆様のご理解、ご協力を切にお願いする次第です。
 つきましては皆様に、お祈りと、祈りに添えられた献金をお願いいたします。
 皆様の上に主なる神様の豊かな祝福を祈ります。

  2006年9月 東京大司教 ペトロ 岡田武夫



 


 



 





概要

東京都文京区関口3丁目にある「東京カテドラル聖マリア大聖堂」は司教座聖堂であり、カトリック東京大司教区の中心的教会です。

 カトリック関口教会は第二次世界大戦で全焼しましたが、ドイツのケルン教区の支援とカトリック教会内外の多くの方の協力によって再建されました。丹下健三氏の設計により、昭和38年(1963年)に起工、昭和39年(1964年)128日落成、献堂式が行われました。

特徴的なカーブを描く八面のコンクリートの壁を垂直に近く立てた構造で、天井は大十字架をかたちづくっています。外装のステンレス張りの輝きは、社会、人々の心の暗闇を照らすキリストの光を思わせるものです。

42年の間にカトリックの典礼や教区レベルの行事、冠婚葬祭、音楽会などで立派にその役割を果たしてきましたが、外壁金属の疲労のため、このたび大改修を行うことになりました。工事内容は外壁とトップライトの全面張替えです。



大改修の理由

この建物の斬新なデザインと建築当時の技術とのギャップのため、初期の段階から雨漏りと、ステンレス外装への浸水の問題がありました。

 天井はスチールの格子とガラスでできていましたが、後に雨漏りを避けるために上から別の屋根がかぶせられました。

 外壁は、コンクリートの壁に鉄骨の下地が張られ、その上にステンレスの外装が施されています。ステンレス板の組み方の関係で、雨水が浸入することは避けられず、年月の経過によってステンレスを支えている下地の鉄骨や鉄のボルトが錆び、台風のときにステンレスの一部がはがれるという事態が近年特に目立ってきました。

 もし屋根の一部が強風で飛ぶようなことになれば、大事故につながりかねず、放置できない状態になっています。

写真は、空から見た大聖堂、建設当時のステンレス板組み上げの様子、強風のためにはがれた外壁のステンレス板。


 



 

大改修工事の検討

2004年12月8日、東京カテドラル献堂40周年をきっかけに外壁の大改修の検討を始めました。ケルン教区からの建築専門家の派遣、丹下都市建築設計からもいろいろなアドバイスを受けて、大成建設と教区本部で、雨漏りしない建物に改修することを検討し続けました。

2006年1月から「建築委員会」を設置し、四人のカトリック信者の建築士と二人の教区司祭が教区本部の建設問題に協力しています。

 右写真は、めくられたトップのステンレス屋根とはがれたステンレス板を修理するのに導入された巨大クレーン車。

工事の概要

2007年1月は仮設工事: カテドラルの周りの足場組み立てを開始し、1台の巨大クレーンが立ちます。2月〜7月は足場組み立てした部分から順次に葺き替え工事。まずは現在のステンレス外装と錆びたスチールの下地を全部撤去処分して、コンクリートの壁を清掃し、防水しなおします。

新しい亜鉛メッキ処理スチールの下地を取り付け、25ミリの防水セメントパネルを敷きます。防水パネルの上にステンレス板を葺きます。ステンレス板の葺き方は、隙間を残さない技術(変形ハゼ締め工法)です。さらにコンクリートとステンレスの間に風が流れるようにし、湿気をも乾燥させる構造にします。ステンレスの外装はほぼ今と同じデザインを保ちます。

トップライトは建設当時の谷型ではなく、雨を流しやすいフラットデザインにします(右の模型写真参照)。以前はトップライトを山形に検討したが、実際に設計してみたら、3次元に変化していく複雑な構造なので、雨漏りも心配だったから、もっとシンプルなフラットデザインに決めました。

スチールの梁に、アルミサッシのフレームと強化ガラスの使用で、元の明るさを取り戻し、天井裏に入って点検しやすい構造に改修します。

 8月は仮設の撤去、検査など。多少延びても9月に工事が終わる予定です。

工事期間中、大聖堂内はほぼ通常通り使用できますが、構内の大部分が工事現場になりますので、外来者の駐車場はかなり少なくなります。
 








 


 



 


「東京カテドラルと教区のための祈り」

           いつくしみ深い父よ、
        東京カテドラル聖マリア大聖堂の大改修工事に際して祈ります。
        あなたはわたしたち東京教区のカトリック信者を、
        教区司教を中心とした一つの神の民として集めてくださいました。
        今わたしたちは、その目に見えるしるしである司教座聖堂を
        維持していくために、大改修に取り組んでいます。
        わたしたちのこの計画がみ心にかなうものとなり、
        わたしたちが一つの心で支え合うことができますように。
        東京カテドラルとそこで行われる神の民の典礼が、
        あなたの愛と光を現すものとなり、
        また、多くの人にあなたのいやしと励ましを
        伝える場となりますように。
        わたしたちの主イエス・キリストによって、アーメン。

(東京カテドラルは、無原罪の聖母にささげられた大聖堂ですので、
これに加えて「聖母マリアへの祈り」を唱えてくださるようお願いいたします)

 



 

東京カテドラル大改修献金について

 東京カテドラル聖マリア大聖堂大改修工事に要する資金は、本体工事だけで約8億円です。
教区がこのようなときのために積み立ててきた基金の中から5億円強は支出できますが、皆さまにも献金をお願いせざるをえません。
 献金の目標額は3億円です。これは通常主日のミサに参加されている信徒の数で割れば、一人当たり約1万円という大きな金額です。大変心苦しく存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
 これから募金委員会を立ち上げ、いろいろな形で献金を呼びかけることにしておりますが、すでに個人・団体から献金の申し出を受けておりますので、送金方法をお知らせいたします。

銀行口座
 三菱東京UFJ銀行 江戸川橋支店  普通預金 口座番号1179068
 口座名義 宗教法人カトリック東京大司教区 カテドラル大改修献金口
 (フリガナ)  シュウ)カトリックトウキョウダイシキョウク カテドラルダイカイシュウケンキングチ


郵便局口座
 口座番号 00110−0−761533
 口座名義 宗教法人カトリック東京大司教区カテドラル大改修募金委員会
 (フリガナ)  シュウ)カトリックトウキョウダイシキョウクカテドラルダイカイシュウボキンイインカイ

 なお、献金に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
 東京教区本部法人事務部(担当 塚本正司) 
 TEL 03-3943-3645(直通)  FAX 03-3944-6677(直通)  E-mail m.tsukamoto@tokyo.catholic.jp

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