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大改修工事の検討
2004年12月8日、東京カテドラル献堂40周年をきっかけに外壁の大改修の検討を始めました。ケルン教区からの建築専門家の派遣、丹下都市建築設計からもいろいろなアドバイスを受けて、大成建設と教区本部で、雨漏りしない建物に改修することを検討し続けました。
2006年1月から「建築委員会」を設置し、四人のカトリック信者の建築士と二人の教区司祭が教区本部の建設問題に協力しています。
右写真は、めくられたトップのステンレス屋根とはがれたステンレス板を修理するのに導入された巨大クレーン車。
工事の概要
2007年1月は仮設工事:
カテドラルの周りの足場組み立てを開始し、1台の巨大クレーンが立ちます。2月〜7月は足場組み立てした部分から順次に葺き替え工事。まずは現在のステンレス外装と錆びたスチールの下地を全部撤去処分して、コンクリートの壁を清掃し、防水しなおします。
新しい亜鉛メッキ処理スチールの下地を取り付け、25ミリの防水セメントパネルを敷きます。防水パネルの上にステンレス板を葺きます。ステンレス板の葺き方は、隙間を残さない技術(変形ハゼ締め工法)です。さらにコンクリートとステンレスの間に風が流れるようにし、湿気をも乾燥させる構造にします。ステンレスの外装はほぼ今と同じデザインを保ちます。
トップライトは建設当時の谷型ではなく、雨を流しやすいフラットデザインにします(右の模型写真参照)。以前はトップライトを山形に検討したが、実際に設計してみたら、3次元に変化していく複雑な構造なので、雨漏りも心配だったから、もっとシンプルなフラットデザインに決めました。
スチールの梁に、アルミサッシのフレームと強化ガラスの使用で、元の明るさを取り戻し、天井裏に入って点検しやすい構造に改修します。
8月は仮設の撤去、検査など。多少延びても9月に工事が終わる予定です。
工事期間中、大聖堂内はほぼ通常通り使用できますが、構内の大部分が工事現場になりますので、外来者の駐車場はかなり少なくなります。
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